世界の中心でおばさんがさわぐ

Iceberg

今日は月1回、パソコンのインストラクションに行っている会社に行く日。普段気の向くままに休憩をしている私には、バスに乗るのがちょっといやな日だ。だって、道が混んでいて全然時間通りにすすまないんだもん。今日もそうだったんだけど、近くのおばさんが、まわりの人に向かって話し始めた。
おばさん「私今9日時5分のロマンスカーに乗るんですよ。あーもうダメだ間に合わない。」
別のおばさん「私は毎日このバスに乗っていますけど、いつもこの時間は混むんですよ。早めに出ないとね。」
おばさん「こんなに混むなんて知らなかったわ。早めに家を出たのに・・・。ロマンスカーに乗れなかったら急行でずっと立ってるなんて、ああ嫌だ。」
・・・いつも立ってる普通の人たち、ちょっと「ハア?」っていう空気になった。
バスが駅に着くと、走れば乗れそうな時間。
おばさん「走れば間に合うかも知れない!私急いでるから、ちょっとごめんなさい!」と、人をかきわけ、いちばん前に。
「みんな急いでるのは同じだと思うんですけど」というと誰?というように振り返り、それでもドアがあくとバタバタと駆けだしていった。
実際、私も9時6分のに乗る予定で、走れば間に合うという状況だった。
学校、近所、自分勝手な人多いと思っているこのごろ。でもやっぱり最強はおばさんかも。急行で立つのがトンでもないって何様よ!!その駅まで猛ダッシュできる体力でずっと立ってな〜!

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