グラスホッパー探検

今日は車で15分くらいのところにある大きな公園にいってきた。観察会に家族で参加するため。久しぶりだ。今回はプロナチュラリストのSさんがゲストということで、その人のことは知らなかったのだけど、その道のプロならば絶対面白いに違いないと思って。
行ってみて正解。いつもの道も(たとえば、海も)その道に詳しい人と一緒に歩くと、いつもと全く違って見える。今日いちばんの目的はバッタの観察。でもSさんは植物でも昆虫でも、鳥でもとっても詳しくて、またそれらをつなげて考えていて、お話は落語家並みに上手で、あっという間に4時間あまりが経ってしまった。
 
ショウリョウバッタ(左)とキリギリス(右)バッタの仲間とキリギリスの仲間は触角の長さが明らかに違う。それに、キリギリスは仮面ライダー顔。バッタは、ネズミ男。キリギリスのたくさん見つかるこの明るい原っぱは、自然度が高くとてもいい所だけれど、もうすぐ野球場になってしまう。最後の夏。署名運動も頑張ったのだけど・・・。
 
きつねがひょっこり顔を出しそうな、昔話に出てきそうな。哺乳動物の遊び場にもなっているとSさんも絶賛。ナチュラリストお墨付き。
右は、観察中に見つけた木。何か話しているみたい。
ここの原っぱで、30日とか、9月2日にも「きつねはらっぱ冒険遊び場」っていうのがあります。10時くらいからだと思いますが。自由に行って、遊ぶだけ。「なんにもないじゃん」?こういう、遊具も何にもないところでも、子どもは遊べるもの。逆に言うと、考えないと遊べない。いつも受け身で「なんかないの〜?」になってる子には退屈かも。でも、すっごーい、キリギリスいます。行きたい人、直接メールしてください。ここで遊べるのも、この夏が最後!
でも今日ここへ行って、まだ何とかなるんじゃないか、って気になってしまった。