顔に見える?

家で仕事をするようになって、ここのところ忙しい毎日だった。昨日の話。木曜日はお兄ちゃんが剣道に行ってしまって、パパもお迎えに行ってしまうと弟ピーはひとりで暇そう。こういう時間、私は子どもにあんまりテレビを見せたくない。さみしいとか、思って欲しいのだ。テレビがあると、さみしいとか、空がだんだん暗くなったりすることとか、雨の音とか、わからなくなってしまう。
「お兄ちゃんにお料理作ってあげようか!」と誘うとピーの顔がぱっと輝いた。
作ったのは、びっくりトマト。中にサラダが入っている。トマトをくりぬいて、きゅうりとたまごを混ぜて、つめたあとまたフタをするだけ。よく、若い女の子が簡単な料理ができないことを笑ったりするけれど、誰にでもみんな最初があって、何度もやらなければできるわけがない。親の責任だね〜
お兄ちゃんとパパ、2人分作って、2人の帰りをそわそわと待っていた。
2人は、大げさに驚いて、喜んで食べてくれた。料理ができて、さらに分かち合う相手がいたら最高だねえ。料理のできる男になるんだよ、息子たち。