運のいい男

グラミス・キャッスル

この前、夫の母がステーキを買ってきた。うちは5人家族。そこにステーキは2切れ。それは1枚1000円超という価格ゆえだったかもしれない。
ところでうちにはほぼ毎日遊びに来る近所の子がいる。トン兄ちゃん(5年生)の友達だが、両親が働いていて帰りも遅いので、学校からうちに来て、うちの子達とおやつを食べて、塾に出かけていく。ちゅらさんに出ていた「島袋」みたいなものだ。でも、ご両親は常識人なので、夕食まで食べていくことは滅多にない。5年生になる今まで、1、2回かな?すごく遠慮深い。
なお「今日はステーキだよ♪」夫「いいねえ。」
肉に関し、特に旺盛な食欲を示すトン兄ちゃんは、まだこの情報を知らない。
どっちが大きいだの、すごくうるさいのだ。
なお「2枚しかないから、ちょっとだけど。まあ、他にもおかずあるから。」
その時、滅多に鳴らない携帯が鳴った。
島袋母「ごめんなさい!!今日どうしても仕事が遅くなって、帰りが9時くらいになっちゃうの。でもじゃまだったら帰して。」
よほど困った時ではないとこんなことは言わない人だから、もちろんOK。困ったときはお互い様さ。
子ども達、大喜び。一緒にごはんを食べて、お風呂に入って、キャッキャッと大騒ぎ。
私も子ども達が機嫌いいから楽しい。
でも夫と、「運のいい男だよねえー!」と、感心するのだった。
島袋君、宝くじでも買いなさい。